宿根ネメシアvsディアスシア
2012年 12月 21日
ゴマノハグサ科の宿根(多年生)ネメシア
日暮れの撮影のため少し暗い色に写ってしまいましたが、これは薄いピンク色です。
他に紫、白、ツートンのものがありますが一番強いのがこの色ですね。
この場所で3年目になりますが、真夏以外は勝手に咲いているというイメージです。
可憐な花ですが、見た目以上に花びらも強く寒くても咲いていることがあります。
花がら摘みの代わりに切り戻しをします。脇の芽を伸ばして花を次々と咲かせ
株の姿が間延びしたように乱れたら全体の3分の1ぐらいまで切り戻しています。
寒さや暑さで地上部が枯れてもまた新しい芽を出してあっという間に花が咲いていることが多々あります。
そして、こちらも多年草で同じゴマノハグサ科、ディアスシア(ディアスキア)。
ネメシアよりも姿が乱れてナチュラルな雰囲気になります。
同じく花が咲いている期間がとても長く、春から初冬ぐらいまで咲いています。
ネメシアは冬でも花が咲いていることがありますが、これは霜が降りる頃に終わります。
ここでしばらく放任していたので、切り戻しをして整えて冬越しします。
この株は、真ん中を見ると新しい芽が出ていますので白線のところで切ります。
新しい芽が春に伸びてまたたくさんの花が咲くと思います。
うちでは(工房)実験的に常緑樹の下や落葉樹の下などに植えて様子をみていますが、明るい木陰のような夏に涼しいところが良いみたいです。尚、日陰には向きません。
また寿命がどれくらいなのか、まだはっきり分かりません。
(あくまで京都でのお話です)
どちらもお客様のお庭に植栽させていただいていますので、お手入れのご参考にと思い書かせていただきました。もしご不明な点などございましたら、どうぞお気軽にお問合せください。
今週もあっという間に過ぎてしまいました。12月は気分的にも早いですね。
お庭のお手入れや植栽工事、視察やセミナー参加、仕入れ、発送、植物の管理、そして忘年会、、、
などといつものことですが盛りだくさんな一週間でした。
今日は、年内にお届けさせていただく寄せ植え作成して明日のおけいこの準備をし、
業者の方と軽く打ち合わせをしました。
夕方から予報通りに風が強くなり、今は雨風が一段と強くなっています。
明日は今年最後になるガーデニングのおけいこですが大雪になるところもありそうなので、お天気が少し心配です。